お知らせ

オープンハウスで体感。床下エアコンのアクアレイヤー

寒い週末から一転、ポカポカ陽気だった平日に
オープンハウスが開催されました。
平日にもかかわらず、大盛況のうちに終了いたしました。
そして昨日、無事お引渡しされたようです。おめでとうございます!

設計は、筒井紀博空間工房の筒井紀博氏が手がけられました。
筒井さんらしいファサードの建物は、玄関からリビングまでが一体の空間で
温熱環境的には不利な状況に見えますが、全館を快適に計画すると
玄関もポカポカで夏も涼しい環境が出来るというメリットに変えることができます。

↓↓↓ファサードの一部
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↓↓↓玄関から見たリビング
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冬の現場の温度をたくさん蓄熱したアクアレイヤーを二日前からエアコンで温めて当日を迎えました。
このリビング下に設置されたアクアレイヤーの温度は26℃を指し温かくなっていました。
何がすごいって、窓全開なのにアクアレイヤー水温が全然下がらないところ。
この時外気温は17℃~18℃くらいだったと思います。
いらしたお客様みなさまに「きもちいい」と高評価を頂き嬉しく思います。

↓↓↓この吹き抜けを介して、2階も温かくなっていました。
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さて、熱源のエアコンはどこの床下に隠れているか…
↓↓↓小上がりになった、書斎コーナーの上り口です。
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↓↓↓目隠しは、格子状にしてリターン空気を取り込みます。
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そして、床下に設置されたアクアレイヤーの様子もご紹介します。
サッシが取り付いて、断熱工事を行うか行わないかの工程で設置工事をさせていただきます。

↓↓↓ほぼ全面にアクアレイヤー設置してます。リビング奥から玄関方向を見る。
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↓↓↓実は、アクアレイヤーに熱を伝えるためのAirメタルは、全面には設置されていません。
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アクアレイヤーの中の水は、熱を自然対流によって勝手に隅々まで運んでくれる性質を持っています。
この性質を利用して、隅々まで温かいという性能を損なわずにVE案となります。

↓↓↓床スリットの部分はセットバックして設置しています。
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これからの快適な季節に快適温度を蓄熱して暑い夏に向かいます。
夏になったころ、オーナー様の感想などをお聞きできればうれしく思っています。
引き続きよろしくお願いいたします!ありがとうございました。

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