一年を通して快適な住空間を実現したい
オフグリッドハウスを実現したい
太陽エネルギーを使いたい
そんな願いをかなえる次世代の水蓄熱システムです。
アクアレイヤーは、水を詰めた袋(複層ラミネート)を床下に敷き詰め蓄熱します。
床下に設置した熱源(エアコン、ヒーターなど)から送られた熱はアクアレイヤーを暖めると共にコンクリートスラブも暖め床下全体で蓄熱し室内を快適な温度に保ちます。
蓄熱した熱はゆっくりと放出され住空間全体を暖めるので熱源は常にオンである必要がなく最低限の運転で快適な室温を保ちます。
太陽の恵みで蓄熱した熱をゆっくりと放熱しすることで日没後も買電、買ガスをすることなく長時間快適な室温を保ちます。
太陽光は窓から入り直接床のアクアレイヤーを暖めると共にソーラーパネルを設置すれば熱源の電源として使用できます。
アクアレイヤーを1階床下に設置するのか2階床下に設置するのか。
熱源に何をつかうのか、太陽光発電、集熱機を組み合わせるのか。
システムの組み合わせは多彩。施主様のご要望や設置地域の気候、気象条件などを加味し
イゼナが最適な組み合わせをご提案します。
アクアレイヤーは、複層ラミネート袋の中に現場で水道水を充填します。
複層ラミネートは優れた耐久性、耐熱性が要求される車載用の電池部材と同様の技術を用い、加速試験、長期耐性試験(プレッシャークッカー試験)をクリアしています。
充填される水道水は塩素殺菌、オゾン処理をしているため変質せず(無機質)腐らないので、水パック内水道水の交換は必要ありません。
優れた耐久性、耐熱性の複層ラミネート袋に腐らない水道水を充填するアクアレイヤーは長期間の高耐久性を実現したメンテナンスフリーの部材です。
アクアレイヤーシステムは効率よく蓄熱して、熱源の稼働を最小限に抑えながら快適な温度を維持できるので光熱費が抑えられます。
アクアレイヤーは水の自然対流により熱が均等に行きわたり“こもり熱”を起こさないので座っていた箇所が部分的に高温になったりしません。
蓄熱は二酸化炭素を排出するエネルギー消費を最低限に抑え、さらに太陽エネルギーを利用してゼロにすることで身近な温暖化対策をします。
床下に設置したエアコンから供給される冷気は床下のアクアレイヤーやコンクリートスラブに蓄熱(冷熱)しながら建物に設置されたダクトを通って住空間を冷やします。同時に床下のアクアレイヤーを冷却し蓄熱します。
エアコン停止後もアクアレイヤーから放出される冷気と冷やされたコンクリートスラブの床下冷気をダクトを通って住空間に供給します。
昼間ソーラーパネルで作られた電気でエアコンを稼働し日没後は蓄熱した冷気で住空間を快適に保つことも可能です。
コンクリートスラブ(基礎コンクリート)と床構造部分に設置したアクアレイヤーを組み合わせるツイン蓄熱構造。
太陽光発電の様に稼働時間に限りがある再生可能エネルギーでも効率よく蓄熱することが可能になります。
床暖房時の安全性や水を使用していることにより音振動をを吸収して減衰させる効果、備蓄水としての使用、火災時に延焼を遅らせる効果などメリットと多彩な設置方法をご紹介します。