『水』は無機物だから腐らない
水蓄熱アクアレイヤーは、超耐久性のあるパックに『水』が入っています。 「水は腐らないんですか?」 「水の交換は必要ありませんか?」 この質問はほぼ100%いただきます。 答えは「腐りません」「水の交換は必要ありません」です。
水蓄熱アクアレイヤーを開発した当初開発者の社長も、 腐らないのか?どうなっちゃうんだ?と思っていました。 東京都の水道局に問い合わせをしたところ イゼナ:「水道水を密閉容器に入れたまま10年放置したらどうなるのですか?」 水道局:「10年後に変質してしまうような水は水道水として提供することなんかできません。」 と、お叱りを受けたほど。。。
なぜ水は腐らないのか
腐敗するとは「有機物が微生物の作用によって変質する現象」をいいます。 花瓶の水や水槽の水、枯葉が入り込んだ溜水は腐ります。 正確には「腐ったように見える」です。 腐ってしまったのは水ではなく、中に入っている栄養分(有機物)です。 それが微生物によって分解され、変質されたことで あたかも水が腐っているかのように見えます。
水は水素と酸素の化合物であり、2H2Oであらわされる無機物なので変化しません。 イコール「水は腐らない(変質しない)」というわけです。
水蓄熱アクアレイヤーはメンテナンス不要
水蓄熱アクアレイヤーは、現場で水道水を入れて納めます。 注水時に殺菌をしていません。 だから、多少の微生物や有機物の混入は避けることが出来ません。 でも、高耐久の袋に封入して熱溶着で密閉しているため、微生物や有機物の新たな混入はありません。 床下に納めているので、光も酸素も供給されないので微生物の繁殖も考えられません。 飲料水として利用するものではないので、微生物や有機物の多少の混入は、無視できる範囲だと考えています。
20年前の水で水質検査をやってみた
20年前に水蓄熱アクアレイヤーに注水した水を採取して 厚労省登録の検査機関にて水質検査を行ってみました。 結果は、水道水とそん色ない結果を得ることが出来ました。 この結果をもって、水道局に水道水と変わらないと思って大丈夫かを問い合わせたところ 「カルキが入っていないと水道水としては認められないんです。」とのこと 水道水とは言えませんが水質は問題ないことが証明されました。
さらにおまけ
17年前に納めた物件で、お引越しのために解体されるとの連絡を頂き、 貴重なものが拝める!と水の採取に出かけてきました。 床仕上げ材を丁寧に剥がしていただくと、水蓄熱アクアレイヤーが出てきました。 施工したてと変わらないキレイな状態でした。 袋をハサミでカットして水を採取してみると、透明で無臭のキレイな水でした。 会社に持ち帰り早速、試飲をしてみました。 無味無臭の水で、スタッフのお腹を壊すこともありませんでした。 これで、『備蓄水(生活用水)』として使いえますよ!と自信をもって宣伝できます(^^)/ 水は腐らないというお話しでした。