電気床暖房の構成は一般的に、床暖房を温めるための発熱部分(パネルや発熱線など)と、その発熱量を制御し、発熱させる時間を設定するためのコントローラーと、発熱部分の温度を検知してコントローラーに伝える温度センサーからなっている。コントローラーで発熱量を制御するということは、一般的に発熱部分に流れる電流を切ったり入れたりして行われる。その時コントローラーで直接切ったり入れたりするのではなく、リレーというスイッチを発熱部分に直接つないでおいて、それをコントローラーで動かして行う方式をとることがある。特に発熱部分に流れる電流が多い場合などはコントローラーだけでなく、リレーとコントローラーを組み合わせて使われる。このようにリレーはコントローラーだけでは足りない場合にコントローラーと組み合わせて使われるスイッチのことを言う。