熱を溜め込める量。地球上に自然に存在する物質で最も熱が溜められるのは「水」である。溜め込める熱量が大きいということは、器が大きいというイメージであり、熱を入れてもなかなか一杯にならないということ。熱容量が大きければ温まるのに時間が掛かる分、たくさん溜め込んだことになるので、なかなか冷めないということになる。同じ熱を溜め込むのに水はコンクリートの約1/2の大きさで済む。熱容量を大きくすることは太陽熱利用と深夜電力利用にとって絶対必要条件である。