用途 | 専用住宅 |
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構造規模 | 木造1階建て |
延床面積 | 101.3㎡ |
建物熱性能 | Q値=1.31W/㎡K |
厚さ | 直径230mm(半月型) |
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長さ | 222.2m |
水量 | 約8t |
敷設面積 | 87.25㎡ |
敷設階 | 1階 |
熱容量(水全体) | 約8,020kcal/℃(33,570kJ/K) |
熱容量(平米あたり) | 79.17kcal/㎡・℃=331.39kJ/㎡・K |
熱源 | 灯油ボイラー熱源ファンコイル(床下設置2台) |
地域 | 岩手県遠野市 |
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設計 | 清水敬示+微気候デザイン研究所 |
HeatBattery®初の物件 基礎コンクリートの熱容量:79,549MJ/K
2017年春、ご計画中の終の住処にHeatBatteryをご計画されたいとの相談を受けてスタートした イゼナでも初のHeatBattery物件です。
終の住処を建てる敷地は岩手県遠野市、盆地の底にある市街地から130 メートルほど登った、山の中腹の南下り斜面にあります。 ここを敷地として剪定した理由は、気温の逆転層が発生しやすい位置にあるからということです。 そういう観点で敷地を選ぶのも今後のエネルギー事情を考えるととても有効な方法だと思いました。 実際住んでみると、アメダス観測ポイントのある盆地底より、夏涼しく冬暖かく、盆地底の市街地と気温差が2℃前後あるそうです。 地域の気候特性を理解することも快適でかつ、太陽エネルギー利用には効いてくるのだと思います。